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介護ニュース

認知症でも安心して暮らせる地域 長野県飯綱町をモデルに

認知症でも安心して暮らせる地域づくりを進めるため、長野県は、上水内郡飯綱町をモデル地域に選び、総合的な支援体制を築く。27日開会の9月定例県会に提出する一般会計補正予算案に事業費を計上。議決後、町が10月中に住民主体の推進チームを発足させ、知識の普及、早期発見に向けた医療体制づくり、はいかい時の捜索体制や連絡網の整備−など、さまざまな分野にまたがる取り組みを始める。
飯綱町の人口は約1万3000人で、65歳以上は約3500人(3月末現在)。町によると、このうち1割以上の約400人に認知症の疑いがあるという。

認知症介護市民講座:劇と討論通じて考える−−仙台で25日 /宮城

 講演や演劇を通じて認知症とその介護について学ぶ「認知症介護市民講座」(認知症介護研究・研修仙台センター主催)が25日午前10時から、仙台市若林区舟丁の仙台市医師会館で開かれる。
 朝田隆・筑波大教授が、若年性認知症について講演。認知症の問題を笑いを交えて訴える「気仙呆け一座」が特別公演する。公開討論では、県内の特養ホーム関係者らが認知症介護の実態を報告する。入場無料。問い合わせは同センター電話022・303・7550。

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